2012年7月8日日曜日

1年経過+全体計画見直し

英語学習を開始してから1年が経過してしまった。途中簿記や仕事都合で中断したり停滞したりしているので、正直予定よりもちょっとビハインドしてしまっている印象。当然実力も想定ほど伸びていないように思える。

今後しばらくは浮気せずに英語に注力し、早く「少しは上達した」と感じられるレベルにたどり着きたい。正直音読も英作文も文法も発音も単調な作業の繰り返しなので、成長を感じられないまま続けるにはモチベーションに限界があると感じている。幸いこれまでは大きくモチベーションが低下することはなかったけど、今後いつガクっと落ち込むとも限らないし。

ある程度のレベルに達したら、「英語を学び」ながら、「英語で学ぶ(新聞や雑誌を読んだり)」とか「英語で楽しむ(小説読んだり映画を見たり)」といったことができるようになる、と信じて頑張るしかないかなぁ(憧)。

そしてこのタイミングで全体計画の見直しを実施。メイン教材の音読と英作文が後ろ倒しになってしまっているのはいただけないので、今年中に少し巻き返せるようにしたい。

【番外編】 簿記2級取得

英語とは関係ないが、独学で日商簿記2級を取得したので、番外編として学習ログを記録。

■取得の背景
簿記の知識は全くない状態だったが、ビジネスパーソンとして会社の数字を理解する必要性を感じていたし、SEとしてシステムに携わるにしても会計の知識があった方がいいのは明らかだったので、思い切って受験を決意。2011年2月に3級を取得し、勢いで11月に2級にチャレンジするも、ケアレスミスが重なり8点足りず不合格に…。その後2012年6月に2級を再受験して96点で合格。

■前回(2012年11月)の勉強内容
基本的にやったのは「すいすい簿記マンガみてGO!日商2級 商業簿記&工業簿記」の通読4回+「日商簿記検定過去問題集 2級出題パターンと解き方 129回試験対策用」 の過去問を2回解く+iPhoneアプリ「TACスッキリマスター日商簿記2級」をスキマ時間にやったのみ。全体の勉強時間は80時間くらい。並行して英語学習を続けていたので、「二兎を追う者は…」となってしまった感じあり。結果ケアレスミスも重なり8点届かず不合格に。

2カ月前:
通勤の往復の電車を使って、「すいすい簿記~」を2回通読。1回目:全体の雰囲気をつかむ、2回目:本質理解のつもりで望んだが、2回通読した時点では本質的な考え方(問題の解き方)の理解には至らなかった。ただし仕訳については大分理解が進み、スキマ時間にやっていたiPhoneアプリの「スッキリマスター」の問題が少しずつ解けるようになってきた。

4週間前:
「日商簿記検定過去問題集 2級出題パターンと解き方 129回試験対策用」開始。14回分の全問題がついているが、全てを何度も解く時間は無かったので、下記のスケジュールを立てて本格的な勉強開始。
・問1は14回分を全部2回解く。
・問2~5は、直近6回分を2回解く。+それ以前については、直近6回に含まれていないタイプの問題だけ抽出して2回解く。
最初は1問解いて解説を解読するのに1時間以上かかっていたが、徐々に3,40分で回せるようになってきた。また「パタ解き」は重要問題についてはWebで動画解説が見られるので、解き終わった後にこれを必ず見るようにした。これによりなんとなく理解できる問題が増えていった。

「パタ解き」と並行して、「すいすい簿記~」の通読をさらに2回実施。これが意外に効果が高かった。特に過去問をある程度解いた後は、該当する部分の説明がすんなり頭にはいるようになった。

スキマ時間には引き続きiPhoneアプリで「スッキリマスター」を解くようにした。

2週間前:
「パタ解き」の過去問を継続。この頃になってようやく、簿記2級の全体像が把握できるようになり、すごく気が楽になった。ゴールが見えないまま走り続けていた状態から、ゴールが見えてそれに向かって走り始めた感覚。それに伴い「簿記全体が何となく苦手」という状態から「苦手は本支店会計くらい。決算系は嫌いだけど部分点はもらえるはず。それ以外はなんとかなりそう。」という感覚になった。また特殊仕訳帳や伝票問題など徐々に得意な問題も出てきた。

前日:
「パタ解き」を2回解くノルマがようやく終了。短期集中とはいえなかなかのボリュームだったのでかなりの疲労感が…。本当は間違えた問題だけでも3回目をやりたかったが、力尽きてポイントに赤線だけ引いて終了。

当日:
前日にチェックした赤線部分を再確認。特に、「こんな問題が来たら、こんな風に解く」という解き方の流れのイメージだけは付くようにして、まったく手が出ない問題がないように注意した。

結果:
試験前はある程度自信があったにもかかわらず、ケアレスミスもあり62点と合格に8点届かず不合格。

■今回(2012年6月)の勉強内容
基本的な教材「すいすい簿記マンガみてGO!日商2級 商業簿記&工業簿記」と「パタ解(日商簿記検定過去問題集 2級出題パターンと解き方)」は共通。「パタ解」は、念のため最新の131回テスト用を購入。後半は仕訳を完璧にすべく、追加で「これだけ仕訳マスター 日商簿記2級」、「日商簿記2級 仕訳攻略ナビ」の2冊を追加。前回は英語の勉強と並行していたせいで気合いが入りきらなかったので、今回はラスト3週間は英語を断って簿記に集中するようにした。総勉強時間は100時間くらい。

1カ月前:
通勤の往復の電車を使って、「すいすい簿記~」を通読。前回何度も通読したはずなのに意外と頭から抜けていてちょっと焦った。週末はできるだけ図書館 or 勉強スペースに行ってまとまった時間を確保し、「パタ解き」を解くようにした。前回は中途半端に問題を選んで解く+その日の気分で好きな問題を解くというラフな計画だったが、今回は過去問14回分をすべて解く+「パタ解き」の順序のまま解く、という計画に変えた。順序については「パタ解き」はパターンごとに問題がまとまっているので、連続で似た問題を解くことになるのだが、それによって理解がどんどん深まるのを実感できたので、結果この方が良かった。

3週間前~1週間前:
通勤電車での「すいすい簿記~」土日の「パタ解き」は継続。「パタ解き」は全問題2回解ければベストだが、14回×5問全てを2周するのは時間が掛かりすぎるので、1周目は全問、2周目は解けない問題が出ると死んでしまう問1、4、5は再度全問を解き、パターンごとの問題の出方が毎度一緒+部分点を狙いやすい問2、3は、ジャンルごとに各1問を選択して解くようにした。

プラスして、前回ケアレスとはいえ問1で2問落とす+問2中の仕訳計算を幾つか間違えてしまい不合格、という結果になってしまったので「仕訳」を徹底的に鍛えるために、「これだけ仕訳マスター 日商簿記2級」、「日商簿記2級 仕訳攻略ナビ」の2冊を追加で購入した。土日は「パタ解き」に時間を使いたかったので、下記の工夫で勉強時間を確保した。
昼休み:毎日会社近くのカフェで、「これだけ仕訳マスター 日商簿記2級」でトレーニングを実施。全体を2回+間違えた問題はさらにもう1回解いた。
入浴時:「日商簿記2級 仕訳攻略ナビ」でトレーニングを実施。全体を1回+間違えた問題はさらにもう1回解いた。

パタ解きの過去問でも、問1はすべて2回+間違えた問題はもう1回解いたので、最終的には「仕訳はほぼ完璧」といえる状態になった。前回は理解に曖昧さが残っていた特殊販売系(受託とか割賦とか)、本社支店会計、工業簿記でたまに出てくる本社工場系の仕訳等もミス無く解けるようになった。

前日、当日:
「パタ解き」の2周目を解き終わったのが前日深夜になってしまった。若干寝不足のまま当日を迎え、当日は早めに向かって仮眠+「パタ解き」巻頭にある、各問題の解き方アドバイスを細かくチェックしながら読んだ。集中力勝負の試験なので前日の寝不足は避けるべきだった(反省)。

■使用した教材
・すいすい簿記マンガみてGO!日商2級商業簿記&工業簿記


・日商簿記検定過去問題集2級出題パターンと解き方2012年6月対策用
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これだけ仕訳マスター 日商簿記2級
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日商簿記2級 仕訳攻略ナビ
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■試験本番の作戦
得意な順(問1→問4→問5→問2→問3)に解く。問2、3は部分点狙い。
想定時間は、問1:15分、問4:20分、問5:20分、問2:25分、問3:30分、見直し10分。
計算用紙は8分割で折り目を入れ、整列して仕訳や図を書くことで、字の汚さ&ケアレスによるミスを防止する。

■受験後の感想
問1はちょっとだけ引っかけもあったけど、比較的簡単だったので5分で終了。

問4は本社工場会計の仕訳問題に原価差異分析が組み合わされた珍しい問題。本社工場会計は出現頻度が低いので最初は面食らったが、仕訳は過去問同様のレベル+差異分析はシュラッター図がきちんと頭に入っていたので10分で終了。

問5は大好きな総合原価計算(工程別)でベーシックな問題だったのでこちらも15分で終了。

問2は一般的な特殊仕訳帳の問題だったが、初めて見る小口現金出納帳が絡んでいたり、2重仕訳がちょっと複雑だったり、自分で推定して埋めないといけない箇所がかなり多かったりしたので、30分近く掛かってしまった。

問3は損益計算書作成問題。決算処理前の基礎データが表ではなく文中に書かれていて非常に見にくいかつ、ミスを招く物だったが、問題自体は一般的な内容でこちらも淡々と決算整理仕訳を行なって30分程度で完了。残りの時間は全体の検算と、それ以外の書き間違いがないかの確認を実施。自己採点用に答えをメモる余裕もあった。
前半の問1、4、5で時間を稼げた+かなり解けた感があり余裕ができたので、「後は部分点でOK」と思えるようになり、問2、問3を落ち着いて解くことができた。結果として過去問ではケアレスミスも多かった問2、3内の各種仕訳や決算整理の計算もノーミスで解くことができた。

■結果
96点で合格。
 問1:20点/20点
 問2:20点/20点
 問3:16点/20点
 問4:20点/20点
 問5:20点/20点
問3で問題文に記載があった研究開発費の足し込み忘れがあり4点減点。これが無ければ満点だったのに…(悔)。


■所感
過去問を解くのが王道と思われるので、過去問+補足用のテキストを選んで学習計画を立てたが、選んだ書籍がどちらもすばらしかった。このセットで真面目に勉強すれば高確率で合格できると思う。「すいすい簿記~」はストーリー性があって全体の流れが理解しやすいよく考えられた構成だったし、小さくていつでも持ち運べるサイズも重宝した。「パタ解き」は過去問集ではあるけど、解説がわかりやすいし、わかりにくい問題にはWeb動画が付いているのもありがたい。また問題をパターン別に分類しているので、同じパターンを連続で解くことで理解が深まっていくのを実感できる構成だった。最後に今回仕訳を徹底的に鍛えたおかげで、問1を自信を持って解けた+問2、3内の計算もミス無く短時間でこなせたので、やっぱり「簿記の根幹は仕訳にある」と実感した。仕訳強化に使った2冊についても、特筆するところはないものの使いやすくて良かったと思う。

■合格のポイント
・テキストにこだわる。品揃えの良い書店で有名どころのテキストを一通り眺めて、気に入った物を購入する。
・全体の流れ、雰囲気がつかめるまでひたすらテキストを通読する。
・仕訳をとことん鍛える。工業簿記の仕訳も含まれた問題集を繰り返し解くと良い。
・解き方のわからない問題が出たら大問ごとアウトになるので、全ジャンルまんべんなく過去問を解いておく。
・ヤマを張って70点を目指すよりも、全ジャンルマスターして90点を目指した方が精神的に楽。
・工業簿記は途中計算が間違っていると後半全滅もあり得るので、解いた後に必ず検算する。
・問2、問3は部分点狙いなので、とにかく前に進める。検算は時間がなければ不要。
・計算用紙はA4用紙1枚しか配られないので、配分を決めておく、8つ折りして使う、線を引くなど、整理して使えるように工夫する。

学習記録12ヶ月目(2012/06)

■当月勉強時間
・40時間

■総勉強時間(12ヶ月目)
・780時間

■所感
6/10に簿記試験が完了したので、6月中旬から本格的な英語学習を(ようやく)再開。、昼休みの散歩タイムと入浴時間で瞬間英作文(スラスラ)、通勤電車文法(FORESTES通読)、それ以外の時間で発音猛特訓を実施した。音読は早朝にやる予定だったが、体調不良が重なり早朝の学習時間がほとんど取れなかったため、ほとんど進捗させることができなかった。7月からは朝方に戻して音読をペースアップさせたい。

発音は「英語発音猛特訓」の2周目が完了。正直マスターした感じはないのだが、3回目で改善が見込める気がしないのでここで一旦完了とする。

音読は、「みるみる音読~」の2周目を再開。ちょっとマンネリ化してきていて前向きに取り組めなくなってきているが、とりあえず2周目完了まで頑張ろう。

瞬間英作文は、ついに「どんどん~」を卒業し、「すらすら~」に突入。とはいえ、「どんどん~」が完璧というわけでもないので、昼休みの散歩時など、たまに「どんどん~」をシャッフルで流して練習を継続。「すらすら~」は、シャッフルトレーニングということで、英文レベルは「どんどん~」と大差ないのだが、初見の文章なのですらすら口から出てこない物が多くちょっと悔しい。まずは書籍で前から順に回す+散歩中にシャッフルでランダムに回すというのを並行して続け、概ね口をついて出てくるレベルまで持っていきたい。

文法はFOREST通読を再開したものの、結構つまらない…。ただ読んでいて腹に落ちていくことも多いし、これまで他の書籍や瞬間英作文で身につけてきた基本文法の知識が定着していく感覚はある。ともかく早く1周終わらせて問題集に移りたい。

また、TUTAYAのビジネスシリーズに関正夫先生の「世界一わかりやすい英文法の授業2」、「世界一わかりやすい英文解釈の授業」が追加されたので、さっそくチェック。あいかわらず説明が明快でわかりやすい。他のシリーズと合わせて時間のある時に繰り返し見ていきたい。

■勉強内容/教材

●音読
・みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング (全9segments)

2周目 seg1 実施中。

●瞬間英作文
・すらすら話すための瞬間英作文トレーニング (全2segments)

seg1 1周目 実施中 (並行して音声でのトレーニングも実施中)。

●発音
・ゼロからスタート英語発音猛特訓 (全11Segments)

2周目完了。発音は現時点でこれ以上の進歩が見込めないので一旦完了とし、将来的にリスニング力がもう少し付いたタイミングでUDA式に再チャレンジする。

●文法
・総合英語Forest 6th edition (全25segments)

1周目 7seg通読中。完了後は問題集に移行予定。

●その他
・世界一わかりやすい英文法の授業2 DVD
1周目 完了。

・世界一わかりやすい英文解釈の授業 DVD
1周目 完了。